2015年1月の月記

1日。年が明ける。昨年の一月、ばーさんが亡くなったために一応は喪中ということなので、初詣にも行かずに一日中自宅にいた。テレビをつけても、お正月特有のゆるーい番組が殆どだったので、寝たり起きたりを繰り返しながら過ごした。

2日。初詣へ。夜に『共感百景』を見る。トリプルファイヤーの吉田靖直という人が非常に面白かった。お笑いコンビの様な名前だが(恐らく「もっこすファイヤー」を想起)、バンドの名前なんだそうだ。良い名前だ。

3日。地元の友人たちと飲み会。最初は楽しかったが、友人の一人がやたらと私のことを叩くので、少しずつ憂鬱な気分になる。普段は割と親切な男なのだが、酔いが回ると暴力を振るうようになる。これは酒乱なのだろうか。彼にはスナック代として4,000円分ほど貸しているのだが、そのことをワシが彼の嫁の前で話したことで、色々あったと聞いている。その鬱憤を酔った勢いで晴らされたのかもしれない。

5日。仕事始め。

10日。午前中はばーさんの法事。午後から『機動警察パトレイバー the movie2』を観る。毎年、1月になると、この映画を観たい気分になる。事実、昨年も、一昨年も、その前の年も、1月にはパトレイバーを観ていた。もはやワシにとって、パトレイバーは冬の風物詩だ。深夜、『もらとりあむタマ子』を観る。前田敦子の肉体をもてあましただらしなさに、エロティックな表現じゃないにも関わらず、エロスを感じた。

11日。映画館で『ベイマックス』鑑賞。面白い。正統派のヒーローアニメ。『スパイダーマン』と『アイアンマン』を足して、更に戦隊モノの要素を加えた感じ。深夜に『愛のむきだし(上)』鑑賞。長さに躊躇していたが、面白ぇのなんの。

12日。昼前に起きて、すぐさま『愛のむきだし(下)』を観る。上巻を変わらぬ勢いと魅力にビックリ。満島ひかり安藤サクラの存在感がエゲつない。夜、なんとなく観始めた『ぶっちゃけ寺』の特番を、最初から最後までがっつりと見てしまう。神主が世襲制とは知らなかった。

13日。夜にバナナマンライブ『Cutie funny』鑑賞。

14日。夜にバナナマンライブ『Love is Gold』鑑賞。『アウト×デラックス』に安田顕

17日。近所に用事があり、車であちこちを回っている最中、油断して車のバッテリーがあがってしまう。慌てて自宅に電話し、父親に車で来てもらう。この年で、ああ、みっともない。夜、傑作と名高い『レゴ・ムービー』を観る。本当に傑作だった。

18日。岡村隆史が声を担当している映画『LIFE!』を観る。映像は目を見張るが、ストーリーはイマイチ高揚感に欠ける。もっと面白くできたような。

19日。『チーム有吉』。藤井健太郎率いる“地獄の軍団”が手掛ける地獄の番組。チーム有吉(有吉弘行おぎやはぎ)が、流れる映像を観て笑ったら芸能界を引退するという企画の時点で、かなりどうかしている。悪意の込められた映像が次から次へと展開していくが、最も壮絶だったのは、何の説明もなくスタジオに連れてこられたヘッドホンとアイマスクを装着したクロちゃん(安田大サーカス)が、何の説明も受けないまま、チーム有吉にイジられるシーン。最高にどうかしていた。

22日。『アメトーーク』で「小沢という変人」。スピードワゴン小沢一敬の人間性を掘り下げる企画で、小沢の発言が逐一面白かった。『M-1グランプリ2002』敗者復活から13年、ようやくここが掘り起こされたことに驚く。

26日。ハライチ『8号線八差路』鑑賞。

27日。黒田硫黄アップルシードα①』を購入する。画面の黒さに対するキャラのテンションの高さが、まさしく黒田硫黄。いや、これこそが黒田硫黄。嬉しい。懐かしい。こういうのが読みたかったのよネ、ワシ……。

28日。『水曜日のダウンタウン』で福袋。BOOK OFFが怒っていたらしいが、こんなことで怒るような懐の狭い企業に何の未来があるものか。いや、あるんだろうけど。なにせ、コインランドリーで年を越す人間だって、輝かしい未来を見据えているのだ。

29日。『ナイツ独演会 主は今来て今帰る』鑑賞。

31日。遅くまで仕事。何かと話題の『劇場版 テレクラキャノンボール2013』のブルーレイが安かったので購入したが、これを書いている時点で未だに観ていない。面白いと嬉しいのだが。