2015年6月の月記

1日。平野ノラ『バブルはそこまで来ているゾ!』鑑賞。バブル期を思わせる言葉遣いを駆使したコントで知られる平野ノラをモチーフとした映像集。肝心のネタはイマイチだったが、明らかに異質な存在であるノラのことをごくごく自然に受け入れている現代人のギャップによる違和感が妙に可笑しかった。『しゃべくり007』に厚切りジェイソン。『エンタの神様』で見たというアクセルホッパー永井佑一郎)のネタを再現しようとするも、リズム感の無さが故にグダグダに。
2日。新シーズンのDVDがリリースされるので、その前におさらいをしておこうと思い、『アドベンチャー・タイム』シーズン2の3巻を鑑賞。海外のアニメは日本のアニメとはまた違ったテンションになっていて、実に面白い。流れるようにボケる。録画した『ミレニアムズ』、バンビーノが春日俊彰扮するマッスル獣をニーブラしたり、柳原可奈子が意識高い系女子に扮して若林&村本と対峙したり。
3日。『水曜日のダウンタウン』。他局の「ごきげんよう大賞」に着目する視点は流石。『怒り新党』新3大に「斉藤斎藤の新感覚な短歌」。制限された文字数に集約された自由な視点と表現に目も心も奪われる。自分でも色々と創作してみたが、なかなか上手くいかない。こういうのは数をこなして、そこから自分なりの表現を見つけていくものなのだろう。……いや、それは表現に限らず、何事に関してもそういうものなのかもしれない。
4日。『小林賢太郎テレビ4』を観る。片桐仁というトリックスターを使わずに見る小林のパフォーマンスは、あまりにもマジメ過ぎて、面白くないわけではないが疲れる。色々な意味で、そろそろラーメンズを復活させてもいい時期なのではないかと思うのだが……。
5日。『U-1グランプリ CASE05「ジョビジョバ」』を観る。マギーと福田雄一によるコントユニット“U-1グランプリ”のライブはけっこう当たり外れがあるイメージなのだが、これは大当たり。まあ、かつてマギーがリーダーを務めていたユニットを再結成させているのだから、当たってくれなくちゃ困るのだが。それにしても面白かった。それぞれの魅力をしっかりと引き出した上で、ちゃんと笑える台本に仕上がっているから、背景を知らなくてもしっかり楽しめる。いいライブだった。
6日。『アドベンチャー・タイム』シーズン3のDVD(全3巻)を購入したので、一気に見る。無論、面白い。全巻鑑賞後、『ゴッドタン』のネット配信を見る。この回の企画は、お笑い芸人が五人の女性の中から自分のことを本当に嫌っている人物を的中させる「マジギライ1/5」で、ゲストとしてアンタッチャブル柴田英嗣が出演。五人の中に東京03飯塚悟志が紛れ込んでいるのには笑ったが、彼の芸人仲間としての並々ならぬ思いの強さに、少し感動してしまった。ラーメンズ以上に復活しなくてはならないコンビがここにいる。
7日。『ヨルタモリ』。メインゲストは沢尻エリカだったが、こっそり小室哲哉がご近所さんとして出演していた。それなりにビッグな人がこういうさり気ないカタチで出演しても違和感を覚えないところに、タモリ宮沢りえの懐の深さを感じなくもない。
8日。久しぶりにがっつりと映画が観たくなって、三木聡ダメジン』のDVDを引っ張り出す。ダメな人たちのダメな日々を描いた映画で、三木のナンセンスギャグが如何無く発揮されている……のはいいが、「映画を観たい!」という気持ちを抱えた状態で観る映画ではない。『しゃべくり007』におかずクラブ。上田晋也とオカリナがキスするたびに、いちいち流れるオリジナル・ラヴの『接吻』にニヤリ。
9日。『第十六回 東京03単独公演 あるがままの君でいないで』鑑賞。以前の03は日常における人間同士のいざこざをテーマにしたコントを多く演じていたが、本作はフィクションでよく目にするシチュエーションを元に展開しているコントが目立ち、よりコメディの色合いが強まっているように感じた。どのネタも面白いけれど、ちょっと寂しいような気もする。作家のオークラが担当している長尺コントは、はっきり言って微妙。手抜きとまでは言わないが、まあ、面白くはない。どうしたんだろうか、本当に。
10日。『水曜日のダウンタウン』。アジャ・コング、アームレスリング会長、大林素子、井脇ノブ子のカラオケに苦笑い。人選のクセの強さよ。『怒り新党』新3大のコーナーは「博多のタケさんが目をつけているローカルアイドル」。こっちも人選のクセが強すぎる。Twitterカルメン・マキとキノコホテルの揉め事を目にする。最初はカルメン・マキの肩を持っていたが、なんだかどうでも良くなってしまった。また、太田出版から出るという『絶歌』が話題になっているのを目にする。「こんなモノを世に出す太田出版はろくでもない!」という意見をチラホラ見かけたが、それが結果として宣伝となってしまっていることに、なんともいえない気持ちになった。これが噂に聞いた炎上商法なんだろうか……。
11日。『アメトーーク』で芸人ドラフト。バカリズム有吉弘行東野幸治ブラックマヨネーズ小杉が出演。ひたすら身内で固めるバカリズム、あえてオーソドックスなところを外すテクニックを見せる有吉、将来性を加味した上でそこそこリアリティをもって組み立てる東野、どんどん壊れていく小杉の対比が面白かった。
13日。四万十へ遊びに行く。海洋堂ミュージアムとひろめ市場を堪能。次に行くときは、桂浜にも赴きたい。
14日。『ヨルタモリ』。甲本ヒロトとのセッションに感動。
15日。『THE NEXT GENERATION パトレイバー 第五章』鑑賞。
16日。『小野寺の弟 小野寺の姉』鑑賞。大体予想通り。
17日。『次元大介の墓標』鑑賞。映画というよりテレビスペシャルというレベルの内容で、やや期待外れ。それでも、そこそこには楽しんだが、終盤は「小粋なやりとり」が渋滞していて、そこはバランスをしっかりと考えてもらいたかったなあ、と。『怒り新党』新3大のコーナーは「飛び出し過ぎる絵本」。
18日。『アメトーーク』で読書芸人(若林正恭又吉直樹光浦靖子)のロケ。
19日。又吉直樹の小説『火花』が芥川賞の候補に選出されたというニュースを聞いて、凄い時代になったものだと感心する。『モンティ・パイソン 復活ライブ!~完全版~』鑑賞。イギリスのコメディ集団、モンティ・パイソンが結成45周年を記念して開催したライブを収録。当時の勢いも熱意も感じられないのだが、70代の老人になった今もバカをやってくれるという事実だけでも、なんだかグッとくるものがある。往年のバカバカしき名曲をミュージカルで表現しているのも良かった。まあ、歌詞がヒドいのなんの。

20日。何を血迷ったのか、エレキギターを購入する。
21日。『ヨルタモリ』に糸井重里。電車の始点・終点をドキュメンタリータッチで撮影した「始点・終点」のコーナーが非常に良いなあと改めて。
23日。『馬鹿よ貴方は -第4回単独ライブ-』鑑賞。不器用で良い。
24日。『安心して下さい、穿いてますよ。』(とにかく明るい安村)鑑賞。中年のおっさんが全裸に近い状態でポーズを取っているだけのDVDで、観ているうちに「なんで自分はこんなモノを観ているのだろうか……」という気持ちに。とはいえ、面白かった。続けて『モンティ・パイソン 人生狂想曲』鑑賞。モンティ・パイソン名義では最後の映画作品で、人間の誕生から終末までをモチーフにしたスケッチ集。精子の素晴らしさを歌い踊る人たちがとことん狂っていて面白かった。
25日。『アウト×デラックス』に梶芽衣子。物凄く囃し立てられていたが、当時を知らないので、あまりピンとこず。『アメトーーク』はマリオ芸人。出演者全員がマリオの格好をしているのだが、その中にヒャダインの姿が。コスプレ系の企画になると、ヒャダインが駆り出されている気がする。
28日。『あばれる君です よろしくお願いします』鑑賞。あばれる君のネタはかなり好きなのだが、間に余裕がないために、面白味が半減している。これがベストというのが、なんとも惜しい。本当はもっと面白いのに……。
29日。『しくじり先生』にヒロシ。その後に8.6秒バズーカー『ラッスンゴレライブ』を鑑賞。正直、面白くはなかったが、単独ライブを成立させるために奮闘している若い二人の姿に、妙な感動を覚えてしまった。想定外のバカ売れ状態に惑わされることなく、自身の芸を磨き続けてもらいたい。なお、この並びに他意はない。
30日。厚切りジェイソン『WHY JAPANESE PEOPLE!?』鑑賞。8.6秒バズーカーとは対称的に、堅実に笑いを取れる構成になっていて、それがむしろ退屈に感じられた。面白くないわけではないが、わざわざ見なくてはならないということもない。あと、観客がいないのが寂しい。

2015年5月の月記

1日。ベン・E・キング死去。
3日。大阪へ出発。万博記念公園太陽の塔のご尊顔を仰ぐ。同日、公園内でフリーマーケットが開催されていたためか、人の多さに少々難儀した。その後、友人と合流し、梅田ロフトで行われていた「みんなで太陽の塔展」を楽しむ。様々な芸術家・漫画家たちによる太陽の塔は、いずれも非常にコミカルで面白かったが、太陽の塔という作品に迫ったものはなかったように感じた。その後、別の友人たちと合流し、鳥貴族や味園ビルのバーでさんざん語り合い、解散。カプセルホテルへ。
4日。通天閣を眺め、飛田新地に飛び込み、楽器店を散策する。
5日。帰宅。

6日。『水曜日のダウンタウン』。「尼崎ならありとあらゆる芸人ランキングでダウンタウンが1位説」という企画を敢行。様々なランキングでダウンタウンが1位となっていたが、「尼崎市民が選ぶ抱かれたい芸人ナンバー1」の1位はケンドーコバヤシだった。『怒り新党』。炙り寿司のガスバーナーに違和感を覚えるという投稿に共感する。確かに、包丁にまな板というアナログで粋な空間に、ガスバーナーの存在はどこか現代的で無粋だ。新3大は「亜美伊新の斬新なラブホテル」。

7日。『アウト×デラックス』にA.B.C-Z塚田僚一

9日。『磁石 漫才フェスティバル 特別追加公演』鑑賞。以前にも開催された長尺漫才ライブの模様を収録したDVDだが、当時に比べて緊張感がない。自然体の漫才を目指しているのかもしれないが、ちょっと手を抜いているように感じられた。『さんまのお笑い向上委員会』。メインのゲストはキャイ~ンだったが、見学に来ていた岩井ジョニ男イワイガワ)が時々イジられる。

10日。倉持由香の写真集『台湾驚異的美尻集』を購入。グラビアアイドルの写真集を買うのはこれが初めてだと思う。台湾の町並みの中に晒される尻をしみじみと噛み締める。『モヤモヤさまぁ~ず2』で池袋にある「喜利の箱」という場所が紹介されているのを見る。素人が大喜利を楽しめる場所なのだそうだ。ちょっと興味が湧く。

12日。『スケッチブック』11巻を購入。
13日。8.6秒バズーカーが反日芸人だというろくでもないジョークを本気で信じている人が、あまりネットに通じていない人の中にも現れ始めていると知って、頭を抱える。スマイリーキクチの時みたいに、誰かが逮捕されないと収束しないのだろうか。否、スマイリーの冤罪についても、未だに盲信している人がいるという話らしい。こういうアホにはならないようにしようと他山の石。『怒り新党』新3大のコーナーは「マーリン・オッティの“執念のスプリント”」。普通ならば引退するような年齢になっても走り続けるオッティの姿に感動を覚えるも、同様のスタンスで『キングオブコント』に出場し続けているTKOと同じことをやっていると気が付き、複雑な気分になる。席は譲るべきか、奪い取られるべきか……後者であるべきなんだろうか。
14日。『アメトーーク』マイナス思考芸人。若林正恭吉田敬、黒沢かずこ、バカリズム村本大輔などに混じって出演していた中野聡子日本エレキテル連合)のスリリングな言動にいちいち惹かれる。彼女のこういう側面がバラエティで活かされる場があればいいのだが。
17日。原恵一監督によるアニメ映画『百日紅』を鑑賞。葛飾北斎と娘のお栄が生きていた江戸時代の日常を描写していたのだが、軸となる部分にありがちな感動要素を組み込んでいて、作品性よりもエンターテインメントとしての役割を取ったという印象。ただ、虚実の交わる芸術的な世界観から、それが無かったとしてもしっかり成立していたのではないかと思え、非常に勿体無いと感じた。

20日。『水曜日のダウンタウン』。モノマネ芸人によるオレオレ詐欺、早朝ビーチフラッグに早朝リレー、ハライチの漫才フォーマット、とにかく明るい安村は一日中履いていないように見せることが出来る……など、どの企画もバカバカしい。『怒り新党』新3大のコーナーは「コスモスのガチャガチャ」。柳原可奈子が自身のブログでナンシー関のパロディを披露、その見事な再現力に感心。なんでも出来る人だ。

21日。所ジョージのインタビューが掲載されている『SHAKE』vol.1を購入。ぶれない姿勢と思考回路に尊敬の念を隠せない。『アウト×デラックス』に辻仁成。どんな話をしようとしても、最終的には事務所の社長である太田光代の話に……。『アメトーーク』は「イイ女の雰囲気出してる芸人」。山﨑ケイ(相席スタート)がアダルトな女性然とした発言を繰り返していて、非常に面白かった。前回の中野聡子と同様、今後の出演も楽しみにしたい。
22日。久しぶりに『ラーメンズ 第13回公演「CLASSIC」』を鑑賞する。帝王閣ホテルの各部屋に滞在する有象無象たちによるバカコントは、軽妙で笑えるが、些か軽すぎるような気もした。小林賢太郎が珍奇なホスト(?)に扮した『バニーボーイ』のインパクトがやはり大きい。見た目も強烈だし中身も凄まじい。
23日。録画した『ミレニアムズ』。ボディビルダーとして評価されている春日俊彰を軸としたマチョブラ(マッチョの街ブラ)企画が下らない。一方、『IPPONグランプリ』での相方・若林正恭、面白かったのにあんまり評価されず。『さんまのお笑い向上委員会』には三村マサカズ宮迫博之にアイドルの胸を触ってしまった一件について触れられ、奥さんにメチャクチャ怒られた話を披露。そりゃそうだ。
24日。『岡崎に捧ぐ』1巻を購入。『マチェーテ・キルズ』鑑賞。ただただ格好良かった前作に対し、今回はとことんB級映画のバカバカしさを追求した内容になっていて、笑いが止まらなかった。『ヨルタモリ』は葉加瀬太郎宮沢りえが背中にぴったりくっついている状態での演奏がただただ羨ましかった。私もバイオリニストになるべきだったのかもしれない。
27日。『水曜日のダウンタウン』。芸人知名度格差コンビランキング、1位がまさかのツービートで苦笑。そんな大御所を入れてくるとは思わなかった……。『怒り新党』新3大のコーナーはムツゴロウ。彼が象に踏み潰されかける姿が何故か笑えるという自らの不可思議な状態に戸惑う。
28日。『ごきげんよう』に梅沢富美男。コンビニでの年齢認証に対して怒りを露わにしたところ、ネット上で炎上した件について。その言い分自体は現状に対して理解を示さない老人の戯言だが、実際に話をしている姿を見ると、妙に共感を覚えるから不思議だ。もしかしたら、ネット上で物議を醸している話題の多くは、文字化されることで喋りのニュアンスがかき消されてしまうが故に起きているのかもしれない。『アウト×デラックス』にふかわりょう。しっかりしているように見えて実は天然であるために勘違いされていると紹介される。
29日。今いくよの訃報。日常的に目にしていた当たり前の風景が亡くなってしまったかのような切なさ。『LIFE!ステージ~人生に捧げるコントライブ~』を見る。回転式の舞台上で、シソンヌ、かもめんたる、チョコレートプラネット、ニッチェ、ラバーガール、ニューヨーク、うしろシティ、イヌコネクションらがコントを演じていた。なんだかんだでいいとこを持っていくウッチャンに「出たがり」の四文字が。
30日。『ENGEIグランドスラム』。バカリズム『女子と女子』のヒドさに大爆笑。フットボールアワーは後藤の達者なツッコミを念頭に置いた漫才になっていて、面白かったけれど、往年の岩尾の発想による漫才が観たかったような気も。爆笑問題はいつもの時事漫才。その芸風が故に社会派と言われがちな彼らだが、その漫才は現実とバカさで競っているだけに思う。『さんまのお笑い向上委員会』、ホリケンが普通に渡辺直美の胸をもむ。
31日。『ボクらの時代』にシティボーイズ。『ヨルタモリ』に松本幸四郎

2015年4月の月記

1日。Wコロン解散の報。不仲を売りにしていたコンビが本当に解散してしまったときのリアル感は、なんともいえない寂しさを醸し出す。直後、大勝軒山岸一雄氏が亡くなったとの報。あまり行ったことはなかったが、あの笑顔は妙に記憶に残っている。『エレキコミック第23回発表会「Right Right Right Right」』鑑賞。
2日。コンバットのCMに新垣隆が出演していることを知り、驚く。ゴーストライターの一件以降、異常なほどに張り切って活動している。ゴースト転じてゾンビになったか。『とんねるずのみなさんのおかげでしたスペシャル。伝わらないモノマネでの横澤夏子はもはや大看板の貫録。『アメトーーク』はギター芸人。たまーに元ビッキーズのすっちーとセットで見かける松浦真也が一人で出演していた。
3日。後輩の結婚式へ出席するために広島へ。ビジネスホテルに泊まると、自宅では感じることの出来ない自由を味わえるから嬉しい。カキ小屋でカキ料理をしこたま食べる。このタイミングで、『ドキュメント72時間』はカプセルホテルに密着。かつて東京で暮らし、今は田舎での生活を余儀なくされている人が、当時を思い返すために東京へとやってくるという話が、なにやら切なかった。
4日。結婚式当日。しこたま酒を呑み、酔っ払う。
5日。街中をブラブラしていると、“名も無き詩人”と書かれた服を着た男性がギターを弾き語りながら闊歩しているところに遭遇する。この辺りでは有名な人なのだろうか。帰宅して、録画した『タモリ倶楽部』を見る。接岸マニアの回。船が接岸する様子を早回しで鑑賞するという、マニアックな企画が多い『タモリ倶楽部』でもかなりコアな回だったが、非常に面白かった。船長のテクニックに脱帽。
6日。8.6秒バズーカー『ラッスンゴレライ』鑑賞。彼らの持ちネタをプロモーションビデオとして撮影した映像集で、思っていたよりも面白かった。4月4日に開催したという初めての単独ライブもソフト化されるらしいので、楽しみにしておこう。
7日。福満しげゆき『中2男子と第6感』がとても面白かった。
8日。『ごきげんよう』に篠原ともえが出演しているのを見る。お相手は一青窈。仲が良いらしい。当時の篠原といえば、いわゆるところの「エキセントリック」なキャラクターが印象的だったが、今の篠原は、見た目が落ち着いているけれども気持ちは当時と同じでテンション高めで、なんというかとても良かった。
9日。『アウト×デラックス』に梶芽衣子。圧倒的存在感。
10日。バンビーノ『#ダンソン』鑑賞。収録されているネタがあまりにも少なすぎる。
11日。地元の交流会で泥酔。
12日。『世界の果てまでイッテQ!』に鈴木奈々。ボディペイントさせられたり、ウェットスーツ着させられたり、ストロー150本をくわえさせられたり、どう考えてもエロティック。録画した『タモリ倶楽部』は花まつりの新しい祝い方を考える。『シソンヌライブ[trois]』鑑賞。素晴らしい。
13日。録画した『とんぱちオードリー』第一弾と第二弾を一気に見る。あまりにも面白くて、思わず自分にとってのオードリーについて考え直してしまった。素晴らしい番組だった。ソフト化されないものか。
14日。昨日の『とんぱちオードリー』が本当に面白かったので、番組を制作したシオプロが手掛けている番組『そんなバカなマン』のDVDを見る。実は、以前に友人からDVDを貰い受けてはいたのだが、なんとなく見る機会を逸していたのである。これもまた非常に面白かった。どの企画も良かったが、特に笑ったのは「パシフィック・ヒム」。設楽統・バカリズムの極悪非道な指令に全力で対応する日村勇紀のポテンシャルの高さには、改めて感心させられた。
15日。『水曜日のダウンタウンスペシャル。松本人志のエル・チキンライス、浜田雅功の「こちらーっ!」に大笑い。
16日。『そんなバカなマン』DVDを見る。アウトローな人たちが爆笑する瞬間をクイズ形式で発表する「爆笑ナックルズ」が面白い。暴走族のOB宅で開催されたタコ焼きパーティでOBの人がブチ切れた理由のシンプルかつ下らなさよ。Twitterでフォロワーさんが紹介していた吉田一郎不可触世界の『暗渠』という曲に感動。
17日。日村勇紀の熱愛報道。お相手が『爆笑オンエアバトル』で司会を務めていたこともある神田愛花アナと知り、大いに驚く。当時はあまり良い印象が無かったのだが、こうなると妙に親近感を抱いてしまうのは何故だろう。あまりに驚いたので、この日の夜は普段聴かない『バナナムーン』にチャンネルを合わせてしまった。『ドキュメント72時間』はコスプレ専用の貸しスタジオ。コスプレと素顔のギャップが凄いのなんの。
18日。『容疑者は8人の人気芸人』を見る。つまらない。文字通り、8人の人気芸人が容疑者としてリストアップされるのだが、芸人ごとの取り上げられ方がまったく違っていて、作家の贔屓を感じた。他のコンビ芸人は片割れしか出していなかったのに、どうしてオードリーだけコンビで出したのか……。テレビのキャラクターと本来の自分のギャップについて苦悩する展開には少し惹かれたが、肝心の物語がメッセージに追い付いていなければ、結局は単なるオナニーに過ぎない。
19日。録画した『タモリ倶楽部』は金鶴のナッツ工場。珍しく東京03角田晃広が出ていた。『オモクリ監督』は『ちびまる子ちゃん』とのコラボスペシャル。版権ネタが絡むと、どうもクオリティが落ちる。
20日。うしろシティ『それにしてもへんな花』鑑賞。
21日。うしろシティ『それにしてもへんな花』副音声を鑑賞。
22日。女性コンビ、カーニバルが解散の報。それぞれが芸人を続けていくつもりみたいなのが救い。萩原流行が交通事故で死亡。うつ病を患っていたと聞いていただけに、いたたまれない。『水曜日のダウンタウン』企画で素人ドッキリを敢行。面白かった。『怒り新党』新3大のコーナーは知恵の輪。知恵の輪をいちいち人生に見立てる名人の鬱陶しさがたまらない。
23日。『とんねるずのみなさんのおかげでした』ゲストにとにかく明るい安村、バンビーノ、8.6秒バズーカー、2700を迎えて「喫茶距離感」。全員の持ちネタがコラボレーションする流れに気持ちが高揚した。「伝わらないモノマネ未公開集」では、弾丸ジャッキー・テキサスがアンタッチャブル柴田のモノマネ芸を。久しぶりに観たな……。『アウト×デラックス』に日野日出志。『バイきんぐ単独ライブ「Jack」』鑑賞。
24日。『馬鹿よ貴方は -第4回単独ライブ-』鑑賞。
25日。『めちゃイケ』で「DJ BIG4」を後半だけ。DJ KOO、DJやついいちろうロケットマン、DJタカシという普段はお目にかかれない組み合わせが楽しい。『美の巨人たち』は葛飾北斎「美人愛猫図」。ドラマパートに児嶋一哉アンジャッシュ)と鈴木拓ドランクドラゴン)。『さんまのお笑い向上委員会』、想像していた以上の地獄絵図ぶりに声も出ない。さんまの容赦ない場回しに出演者の大半が息も絶え絶え。あまりの事態にゲストの流れ星・ちゅうえいが「ダメだ、ダメだ、おかあさん……」と無意識に漏らしたところが最高に酷かった。『オードリーのオールナイトニッポンスペシャルウィークのゲストに岡田圭右ますだおかだ)と溜口佑太朗ラブレターズ)。
26日。『オモクリ監督』で北野武監督作品第二弾。『有吉大統領』で三拍子、キングオブコメディタイムマシーン3号東京03などのネタを拝見。『ヨルタモリ』に石橋貴明
27日。『ごきげんよう』に加藤茶。声に衰えを感じ、寂しい。『しくじり先生』にカンニング竹山。若手時代の借金王ぶりを同じ事務所の芸人のギャグとともに振り返る。『しゃべくり007』に北野武。全力で絡みつく鈴木奈々、ネタにたけしイジリを取り入れるも完全に無の表情で対応される8.6秒バズーカーに大笑い。オチがビトたけしというのも良かった。
28日。『ラブレターズSIREN」』『かもめんたる第15回単独ライブ「下品なクチバシ」』鑑賞。
29日。『びじゅチューン!DVD BOOK』鑑賞。井上涼の作品が相変わらず楽しいが、DVDのクオリティが微妙に良くない。主に画質。『鬼ヶ島単独ライブ「鬼ヶ島 イン ワンダーランド」』鑑賞。『水曜日のダウンタウン』、検索に引っ掛かりやすい芸人1位は2700。ハンチングを被っている人にはハゲが多い。『怒り新党』新3大のコーナーはブル中野。このコーナーにおけるプロレスネタはいつも素晴らしい。
30日。『アメトーーク』スポーツ新聞芸人。翌朝、スポーツ新聞を開くと、『アメトーーク』プロデューサーの加地倫三氏の不倫騒動が取りざたされていて、その掌の返されぶりに苦笑い。

トイレのドア

大学生だった頃の私は、自宅のトイレで用を足すときには必ずといっていいほどにドアを開けっ放しにしていた。別に露出趣味があったわけではない。当時、私が住んでいたアパートのトイレには窓が無かったので、ドアを閉めた状態で用を足していると、強い圧迫感を覚えたためである。しかし、大学を卒業して、実家へと戻ってきた今でも、トイレのドアを開けっ放しにしたい衝動に駆られることがある。無論、実家のトイレには、ちゃんと窓がついている。それでも開けたくなってしまうのは、トイレに自ら隔離されている状態になることで、家庭から追い出されたような感覚に陥ってしまうからではないか……と思うのだが、真実は定かではない。ひょっとしたら、無意識のうちに私の露出趣味が現れているのかもしれない。認めたくはないが。

2015年3月の月記

1日。『2DK 2013 Winter』(竹内佐千子)と『女の友情と筋肉』(KANA)を購入。『2DK』はかなり面白かった。『オモクリ監督』に新垣隆カンニング竹山を主演に抜擢し、ゴーストライター的な作品を生み出す。その他、素晴らしい作品が出揃う中、出演者の中で最も知名度が低いであろう飛永翼(ラバーガール)がビートたけしの逸話をイジった傑作を送り出し、絶賛。『ヨルタモリ』に斎藤工能町みね子中島みゆきのモノマネを披露。
2日。録画した『R-1ぐらんぷり2015』をじっくりと消化。インターネット上で絶賛されていたマツモトクラブ、一本目はイマイチだったが二本目がなかなか面白かった。『爆笑オンエアバトル』『完売劇場』で活躍していたシャカが活動休止。とはいえ、メンバーの植松は芸人を引退してしまうので、実質上の解散。彼らと同様、お笑いブームの波に乗り切れなかったホーム・チームの解散から4年、寂しさに打ちひしがれる。
3日。録画した『オモクリ監督』で、北野武監督の作品を鑑賞。凄い。短編・感動モノなのに、完全に北野映画の空気になっている。『ロンドンハーツ』は「密室検証・もしもこんな2人を飲ませたら」。千原ジュニアを通じて、三村マサカズとヒロミのわだかまりを捨てる流れになっていたが、ジュニアが上手く三村の追求から逃げただけの様にも見えた。もっと追い詰められているジュニアが見たい。
4日。『水曜日のダウンタウン』芸人の解散歴調査。最も解散を経験した芸人はとろサーモン・久保田という結果に、ただただ納得。『怒り新党』新3大にファジアーノ岡山の過酷なキャンプ。電撃ネットワーク三五十五氏、逝去。
5日。『アドベンチャー・タイム』の映画化に歓喜。『ごきげんよう』にケーシー高峰北村総一朗。録画した『タモリ倶楽部』で空耳アワーがカットされていて、驚愕する。『アメトーーク』はしずかちゃん芸人。
6日。『ごきげんよう』に織田信成真壁刀義。スイーツ系アーティストとして。『ファミリーヒストリー』に伊達みきおサンドウィッチマン)。通常回のドキュメンタリーを期待していたのに、途中から震災ドキュメンタリーの様な展開になっていて、不満。
7日。録音した『アルコ&ピースオールナイトニッポン』で大笑い。こんなに面白い番組だったとは知らなかった。完全に侮っていた。今後も逃さずチェックするようにしようと誓う。
8日。『オードリーのオールナイトニッポン』をリアルタイムで聴く。『世界の果てまでイッテQ!』は過去の傑作選。内村光良のヘルメットおじさんブラックと木村佳乃の女優キャラに大笑い。実力がある人の本気のおふざけは面白い。『ヨルタモリ』にユースケ・サンタマリア。VTRコーナーで「小便小僧のおしっこを黄色にするカートリッジ」なるものが紹介され、これまた大笑い。
9日。『MJ』に女王蜂。クール。『アルコ&ピースオールナイトニッポン』撤退後のパーソナリティが発表され、残念な気持ちになる。『THE NEXT GENERATION パトレイバー 大怪獣現わる』鑑賞。鈴木敏夫が胡散臭いプロデューサーとしてさらりと出演していて、笑う。
10日。『ごきげんよう』に大久保佳代子オアシズ)と増田英彦ますだおかだ)。元社会人の芸人として。『ロンドンハーツ』でタレント審議委員会。高額ファンイベントいじりに関しては「余計なお世話だバカヤロウ」としか。女性コンビ・アルミカンの片割れがセミヌードになったと聞いて、残念に思う。
11日。『ごきげんよう』に深澤真紀とLiLiCo。深澤氏は「草食男子」という言葉を生み出した人物。『水曜日のダウンタウン』容姿のランクについて調査していた筈なのに、「中の下ならアイコンは犬のはず」「中の中なら海バックの引きのはず」とLINEのアイコンいじりに発展。下らなさすぎて大笑い。『怒り新党』新3大に土井善晴の放送時間の見事な使い方。
12日。『ムトゥ 踊るマハラジャ』鑑賞。パッケージのカルト感に対して、内容はド直球の恋愛ドラマ。そこに異文化的な要素が絡み合っていて、超面白かった。終盤のご都合な展開はガマンしておこう……。
13日。子どもの頃から知っている近所の古本屋が店じまいをするというので、感傷的な気持ちで出向くも、店内には閉店セールを目当てにしているせどりモドキがうようよしていて、不快感に苛まれる。バナナマンおぎやはぎによるユニット、宇田川フリーコースターズのライブビデオを購入。「日本エレキテル連合はなぜ消えたのか?」というブログ記事を見かけ、大いに憤慨する。安易に消えたと断言する連中はどうにかならないものか。『ドキュメント72時間』自動車教習所。
14日。坂上忍土田晃之腐女子に対して批判的なことを言っている雑誌の記事が、ちょっと話題に。わざわざ掘り返さなくてもいい穴を何故に掘り返したのか。個人の趣味だ、放っておけ。『美の巨人たち』は日光駅ハマカーンが出演していた。『ミレニアムズ』に中野聡子日本エレキテル連合)。ある年上の人にあけおめメールを送らなかったら、その人から「アウトー!」というメールが送られてきて、何故か謝ることになったという話が凄く面倒臭そうだった。
15日。『モヤモヤさまぁ~ず2』でベトナム。『ヨルタモリ』で朝ドラ『マッサン』のパロディ『タモサン』。主題歌の中島みゆき『麦の唄』は能町みね子のモノマネで。
16日。『内村さまぁ~ず』映画化の報。『今日を歩く』(いがらしみきお)購入。いがらしの散歩テリトリー内の変化や発見を描いたマンガで、とてつもなく面白い。『ハマカーンネタベストDVD2013「極」』鑑賞。
17日。濃霧。『ロンドンハーツ』女性タレント渋滞問題。どうでもいい。
19日。『しずるベストコント』途中まで鑑賞。人間国宝桂米朝が89歳で逝去。向こうで独演会を開催しているに違いない。
20日。ルミネのCMがヒドいと話題に。『しずるベストコント』続きを鑑賞。懐かしいネタが続く。『シナリオ』は名作だ。
21日。気まぐれに高知へ。『ミレニアムズ』23時台の最終回にも関わらず、今後の放送予定をまったく流すことなく終了したことに対し、疑問を覚える。全国放送ではなくなることに対する批判から逃げるためかと思ったが、その後の流れから察するに、単純に地方での放送の目途が立っていなかったらしい(じわりじわりと地方での放送帯が発表されていた)。とはいえ、終了する地域もあるわけで……どうも放送局としての自覚が足りない。
22日。生放送クイズ番組『ワンダース』に見入る。進行は八嶋智人。予算削減を理由に、落語協会のホームページの縮小化が発表される。どうも現代的ではない。とある動画サイトで『しくじり先生』を。『オンバト+』二代目王者のタイムマシーン3号が活躍していたが、それだけの戦略を考える脳味噌があるのに、どうして売れ残っているのだろうかと不思議に思う。『チーモンチョーチュウ シチサンLIVE BEST Vol.1』鑑賞。想像していた以上に面白い。
24日。『チーモンチョーチュウ シチサンLIVE BEST Vol.2』鑑賞。
25日。『怒り新党』新3大でシュールすぎる浜口親娘の3分間健康体操。全3回分をきっちりと紹介していた。若かりし頃の浜口京子がフツーに可愛かったことにちょっと驚く。
27日。『シャキーン!』のMCが入れ替わりになると知って驚愕。

28日。『怪奇恋愛作戦』最終回。
29日。録画していた『マッサン』の最終回を観る。月曜から金曜までの放送を録画し忘れていたので、間がごっそりと抜けている形になってしまったが、最後の走馬灯で一気に涙腺がブッ壊れる。走馬灯のまま終わってしまうところが、もうたまらなかった。
30日。『さまぁ~ずライブ9』鑑賞。

2015年2月の月記

1日。『エレ片コントライブ コントの人7』鑑賞。『オモクリ監督』、テーマは「テスト」。番宣目的で審査員に加わった杏のコメントが光る。有野晋哉の女性に対する闇が見える作品、日本エレキテル連合のカルト色が強すぎる作品が印象的。
3日。『オサレもん』にメカイノウエ。ピン芸人として、コンビとして活躍している芸人がR-1ぐらんぷりに出場している現状を嘆いて、初の勝ち残り。シソンヌとチョコレートプラネットの対決を見た矢作が「若手の頃のおぎやはぎバナナマンを見ているようだよ」と胸が熱くなるコメントを。そうなると、ポストラーメンズは誰だ。
4日。『水曜日のダウンタウン』。誰にでもタメ口を使っているイメージの強いハーフタレントに、スタッフがタメ口を使うとキレられるのか検証する企画。ダレノガレ明美がスタッフに注意している姿にゾクゾクするが、放送後、Twitterで言い訳をしている彼女を見かけ、残念な気持ちに。そこはキャラクターを貫いてほしかったが……。『エレ片コントライブ コントの人8』鑑賞。傑作。
5日。『ごきげんよう』に広田レオナ吹越満夫妻。『アメトーーク』は独身こじらせ芸人。それぞれ独身生活を楽しんでいるようだったが、麒麟川島だけ孤独に病んでいるように思えて、少し心配。洗濯機の中で回転する衣服を見ながらビールを飲むって、なかなかだ(回る洗濯物を眺め続ける楽しさは分からなくもない)。一方、チュートリアルはこってりとしたコンビ愛に、どことなくBL的な雰囲気が……。
6日。『ミュージックステーション』に私立恵比寿中学
7日。『めちゃイケ』でキレ芸オーディション。ウエストランド井口、口笛なるおさらば青春の光・森田、ラブレターズ溜口、トミドコロジャルジャル後藤、ダイアン津田、アンタッチャブル柴田が出演。相方が不倫騒動で話題となった森田が頑張っていたが、結果として津田へのフリみたいになっていたことが残念でならない。とはいえ、テロップにあったように、いつかはコンビで番組に。
8日。『桂文珍独演会』へ。体調不良のため殆ど寝ていた。『偉大なるしゅららぼん』鑑賞。安定感のあるテレビ映画。おぼっちゃまキャラが似合っていた濱田岳、ドSキャラが板についていた深田恭子、柔よく剛を制す貫地谷しほり、面々を見守る笹野高史と適材適所だったのも良かった。『THE NEXT GENERATION -パトレイバー- 第一章』鑑賞。人は変われど特車二課は変わらず。押井守テイストに満ち溢れていた。
9日。『しゃべくり007』にシソンヌ。じろうの急なコントキャラに翻弄される長谷川のやりとりがたまらなく面白かった。
10日。『R-1ぐらんぷり2015』決勝戦当日だが『柳家喬太郎独演会』へ。『子ほめ』『夫婦に乾杯』『錦木検校』と聴いたことのあるネタばかりだったが、満足。
11日。『THE NEXT GENERATION パトレイバー 第二章』『サンドウィッチマンライブツアー2013』鑑賞。
12日。『アウト×デラックス』にバターぬりえ。『アメトーーク』は辛子明太子芸人。
13日。『ごきげんよう』にテツandトモDJ KOO。『怪奇恋愛作戦』。終盤のシーンが美しすぎて、切なかった。
14日。思い切って購入した『宇宙船レッド・ドワーフ号 シリーズ9&10 DVD-BOX』鑑賞。センス溢れる台詞の中で猥雑をまき散らしていたSFドラマ。学生時代に楽しく観ていたが、当時と変わらないサイテーぶりに感動。
15日。『エレ片コントライブ コントの人9』鑑賞。終演後、やつい、今立、片桐との握手会に参加した。感無量。『ヨルタモリ』、柿の種が遠心力で吹っ飛んでピーナッツだけが残される映像に爆笑。
16日。『サンドウィッチマンライブツアー2014』鑑賞。
17日。TwitterスキマスイッチがライブのMCで訪れた地元の料亭をイジったことが話題になっていることを知る。ワシとしては、大勢の観客がいたとはいえ、地方ライブという閉鎖的な空間でイジった程度の話が、こうしてネット上に流出されてしまう事態にこそ恐怖を覚えるのだが、元ツイートが当の料亭の女将の身内だそうで、まあ気持ちは分からなくもない……と、最初は思っていたのだが、この身内というのが最初から炎上を目的としていた(※今はアカウントを削除しているが、当時はネットの力を借りて反省と謝罪を要求する意味でツイートしたと公言していた)と知り、何があろうとスキマを擁護することにする。
18日。案の定、スキマスイッチの件がコピペサイトで取り上げられ、やっぱり炎上していて、頭が痛くなる。最近のネットユーザーはあからさまな放火に乗じるほど、怒りに飢えているのだろうか。ふと、スキマのことを取り上げているコピペサイトのコメントに「店の裏事情をツイートした身内もどうかと思う」と書き込んでみたところ、思いっきり罵詈雑言が返ってきて、苦笑。その中に「こいつは身内の店が芸能人に何を言われても文句を言わないんだな」というコメントがあったのだが、別に炎上させなくても、直に事務所に抗議すればいいだけの話では……。
19日。『とんねるずのみなさんのおかげでした』。木梨憲武が道行く人たちに色々なモノを奢る「ア~イア~イおじさん」が面白かった。『アウト×デラックス』に秋本志保。『アメトーーク』はストⅡ芸人。佐藤かよ春麗が美しかったが、一方で、もてはやされている状態だからこそバラエティでなんとか成立しているような印象も。
20日。『ごきげんよう』に高田良美と松居一代。以前より、ブッ飛んだ性格であることが語り草になっていた松居だが、この日は「夫・船越英一郎が溜め込んでいた出演作の台本を勝手に全部捨てた」話を展開。なんとも恐ろしい話に身震いしたが、その船越からの「人前でも、スタッフの前でもすっぽんぽんになるのはやめてほしい」と要求する手紙が紹介され、一転大笑い。ブッ飛んだ人なんだと決めつけてしまうしかない。
21日。『ミレニアムズ』に風間俊介。レギュラーの若林・村本よりも積極的に進行役である山中アナへと攻め込む姿勢が、バラエティ勘の良さを感じさせた。解散怪人ハナワーンはどぶろっく。女子中高生に人気があることを指摘、何故かNON STYLEへと飛び火する展開に。『オードリーのオールナイトニッポン』、スペシャルウィークでゲストに瞬間メタル。あえて前田ばっこーに注目。
22日。映画館で『劇場版ムーミン 南の島で楽しいバカンス』鑑賞。作品のクオリティもさることながら、日本語訳が『楽しいムーミン一家』の面々なのがとても嬉しい。
23日。『タカアンドトシライブ2014』鑑賞。ホリプロコムの漫才師、ランチランチが解散を発表。
24日。録画した『タモリ倶楽部』。ロケットストーブ回とピンセット回。マニアックなのに場が保てるところが凄い。『オサレもん』。さらば青春の光のコント『チャーハン』に和む。矢作の作るチャーハンは絶品らしい。和牛の老人コントは、両者を人生経験を積み重ねてきた筈の老人に不良学生がやりがちな感情的で短絡的な行動を取らせることで、そのみっともなさを強調してみせた名作。逆に、不良の行いは、若い頃だからこそ認められている(バカでも仕方がないと思われている)ともいえるのか。
25日。TLで「番組をインターネットに許諾なく公開することは違法です」テロップが話題に。CCCDや映画泥棒に対する批判をまったく考慮せずに、同じことを繰り返し続けるテレビに何の未来があるのだろう。そんなことを堂々と主張できるほど、アーカイブス化もソフト化も進んでいないくせに……。『怒り新党』新・3大○○調査会のコーナーは「応援になっていない応援歌」。プロ野球選手の応援歌なのに、毎日サバイバルだの、リフォームだの、お魚くわえてるだの……。
26日。『アメトーークダチョウ倶楽部結成30周年。
27日。『ミレニアムズ』関東ローカル移行へ。後番組は明石家さんまメインのバラエティ……って、なんとも未来の感じられない采配ではないか。いつか戻ってくる日が来るのだろうか。『怪奇恋愛作戦』。複数で一人の首を絞めているのに、まるで死ぬ気配がないというギャグに大笑い。不謹慎だからこそ、面白い。
28日。録画してあった『タモリ倶楽部』。長机の修理。『めちゃイケ』でシンクロ企画。やりたい放題の野性爆弾川島に大笑い。なのに大オチは小島瑠璃子に持っていかれるというとんでもない展開に、また大笑い。『ミレニアムズ』流れ星瀧上のモノボケ企画……の筈が、何故かウーマンラッシュアワーとナイツ塙も参加させられる流れに。こういうカオスがまた楽しい。

2015年1月の月記

1日。年が明ける。昨年の一月、ばーさんが亡くなったために一応は喪中ということなので、初詣にも行かずに一日中自宅にいた。テレビをつけても、お正月特有のゆるーい番組が殆どだったので、寝たり起きたりを繰り返しながら過ごした。

2日。初詣へ。夜に『共感百景』を見る。トリプルファイヤーの吉田靖直という人が非常に面白かった。お笑いコンビの様な名前だが(恐らく「もっこすファイヤー」を想起)、バンドの名前なんだそうだ。良い名前だ。

3日。地元の友人たちと飲み会。最初は楽しかったが、友人の一人がやたらと私のことを叩くので、少しずつ憂鬱な気分になる。普段は割と親切な男なのだが、酔いが回ると暴力を振るうようになる。これは酒乱なのだろうか。彼にはスナック代として4,000円分ほど貸しているのだが、そのことをワシが彼の嫁の前で話したことで、色々あったと聞いている。その鬱憤を酔った勢いで晴らされたのかもしれない。

5日。仕事始め。

10日。午前中はばーさんの法事。午後から『機動警察パトレイバー the movie2』を観る。毎年、1月になると、この映画を観たい気分になる。事実、昨年も、一昨年も、その前の年も、1月にはパトレイバーを観ていた。もはやワシにとって、パトレイバーは冬の風物詩だ。深夜、『もらとりあむタマ子』を観る。前田敦子の肉体をもてあましただらしなさに、エロティックな表現じゃないにも関わらず、エロスを感じた。

11日。映画館で『ベイマックス』鑑賞。面白い。正統派のヒーローアニメ。『スパイダーマン』と『アイアンマン』を足して、更に戦隊モノの要素を加えた感じ。深夜に『愛のむきだし(上)』鑑賞。長さに躊躇していたが、面白ぇのなんの。

12日。昼前に起きて、すぐさま『愛のむきだし(下)』を観る。上巻を変わらぬ勢いと魅力にビックリ。満島ひかり安藤サクラの存在感がエゲつない。夜、なんとなく観始めた『ぶっちゃけ寺』の特番を、最初から最後までがっつりと見てしまう。神主が世襲制とは知らなかった。

13日。夜にバナナマンライブ『Cutie funny』鑑賞。

14日。夜にバナナマンライブ『Love is Gold』鑑賞。『アウト×デラックス』に安田顕

17日。近所に用事があり、車であちこちを回っている最中、油断して車のバッテリーがあがってしまう。慌てて自宅に電話し、父親に車で来てもらう。この年で、ああ、みっともない。夜、傑作と名高い『レゴ・ムービー』を観る。本当に傑作だった。

18日。岡村隆史が声を担当している映画『LIFE!』を観る。映像は目を見張るが、ストーリーはイマイチ高揚感に欠ける。もっと面白くできたような。

19日。『チーム有吉』。藤井健太郎率いる“地獄の軍団”が手掛ける地獄の番組。チーム有吉(有吉弘行おぎやはぎ)が、流れる映像を観て笑ったら芸能界を引退するという企画の時点で、かなりどうかしている。悪意の込められた映像が次から次へと展開していくが、最も壮絶だったのは、何の説明もなくスタジオに連れてこられたヘッドホンとアイマスクを装着したクロちゃん(安田大サーカス)が、何の説明も受けないまま、チーム有吉にイジられるシーン。最高にどうかしていた。

22日。『アメトーーク』で「小沢という変人」。スピードワゴン小沢一敬の人間性を掘り下げる企画で、小沢の発言が逐一面白かった。『M-1グランプリ2002』敗者復活から13年、ようやくここが掘り起こされたことに驚く。

26日。ハライチ『8号線八差路』鑑賞。

27日。黒田硫黄アップルシードα①』を購入する。画面の黒さに対するキャラのテンションの高さが、まさしく黒田硫黄。いや、これこそが黒田硫黄。嬉しい。懐かしい。こういうのが読みたかったのよネ、ワシ……。

28日。『水曜日のダウンタウン』で福袋。BOOK OFFが怒っていたらしいが、こんなことで怒るような懐の狭い企業に何の未来があるものか。いや、あるんだろうけど。なにせ、コインランドリーで年を越す人間だって、輝かしい未来を見据えているのだ。

29日。『ナイツ独演会 主は今来て今帰る』鑑賞。

31日。遅くまで仕事。何かと話題の『劇場版 テレクラキャノンボール2013』のブルーレイが安かったので購入したが、これを書いている時点で未だに観ていない。面白いと嬉しいのだが。